幸町IVFクリニック

よくある質問

体外受精についてのよくある質問

妊娠への第一歩は、まず身体の状態を把握するところから始まります。当院では、体外受精・顕微授精を実施する前に、準備周期(約 1 ヶ月)を設けて必要な検査・処置を行い、身体の状態を把握してから体外受精・顕微授精に臨みます。
1 周期でも時間がもったいないからと、十分な準備もせずに闇雲に突き進むやり方は、実は最も効率の悪いやり方です。準備周期中に収集したデータをもとに、ご夫婦ごとに対策・作戦を練ってから、実際の治療周期に入っていきます。
準備周期中に実施した検査は、1 年間有効ですので、1 年以内であれば事前検査なしで体外受精・顕微授精の治療に入ることができます。

詳しくは体外受精の準備へ

ご本人の希望と卵巣機能に状態よって、その方にとっての最適な刺激法は異なります。必要なデータが出揃ったところで相談しながら患者さんごとに検討します。

詳しくは卵巣刺激の工夫へ

注射が必要な場合は、「当院へ通院する」、「自己注射を行う」、「他院へ注射を依頼する」、の3つの選択肢があります。自己注射は、ご自分でお腹の皮下へ注射していただきます。自己注射の指導(火~土;14:00より)を事前に受けていただく必要があります。注射のみの日は通院が不要になります。 他院への依頼注射は、ご自身が通院しやすい施設へ注射を依頼します。当院からの施設指定はありませんので、ご自身で依頼先を探して、連絡・了承を取って頂きます。産婦人科に限らず、内科・外科等でも引き受けて下さる施設もあります。事前に電話等で、不妊治療で注射が必要となる際に注射のみ投与して貰うことが可能かどうか、当院からの薬剤の持ち込みが可能かどうか等を確認し、卵巣刺激が始まる前に返事を貰って下さい。

多胎妊娠(双子や三つ子)を防止するため、当院の胚移植は1個で行います。 1個の胚移植でも質の良い卵が採れれば十分に妊娠を狙うことができます。

初診についてのよくある質問

月経周期のどの時期でも受診可能です。テンポ良く診療を進めたい場合は、高温相の時期(排卵後~月経前)に来院してください。
初診時に体外受精準備の事前説明を済ませておき、月経が始まったらすぐに準備周期に入れます。
他院にて治療中の場合でも、できることを先に行っておきますので、ご相談ください。

内診や超音波検査など産婦人科の基本的診察、必要に応じて細胞診・血液検査、体外受精準備の事前説明を行います。

来院したら問診表を記入していただき、カルテを作成します。
その後、看護師による予診があり、診察となります。
診察後は、体外受精準備の事前説明と採血(医師の指示時のみ)がありますので、来院してから終了まで2~3時間程度をみてください。

保険診療と自費診療とで金額が異なります。自費診療の方は合計で2~3万円程度お持ちください。

保険証(ご主人のカルテも作成しますので、ご主人の保険証もご持参ください)、基礎体温を測っている方は基礎体温表、内診の後に出血することがありますので生理用品をお持ちいただくといいと思います。他の医療機関にて治療歴がある場合は、できればその医療機関から診療情報提供書をもらってきてください(必須ではありません)。診療情報提供書以外にも検査結果や診療の記録等があればご持参ください。

どちらでも構いません。ご主人が来院されない場合でも、ご主人のカルテは必ず初診時に作成しますので、ご主人の保険証をご持参下さい。

他の医療機関で行った検査結果があればお持ち下さい。
医師が有効なデータと判断した場合はその検査を省略いたします。

禁欲期間の調整等、事前の準備が必要になるため、初診当日の精液検査はできません。初診の際に検査の説明を聞いていただき、後日の検査になります。他の医療機関にて受けた精液検査の結果が手元にある場合は、その結果を参考にさせていただきますが、医療機関によって検査精度にばらつきがあるため、当院でも再度検査を受けていただきます。

授乳が終了したら、治療再開できます。卒乳予定や不完全な卒乳では、治療再開できません。
最初の予約は、Web予約ではなく、電話にて初診の予約をお取りください。

当院の体外受精についてもう少し詳しく知りたいと思ったら?

毎月第2・第4土曜日に体外受精セミナーを行っています。
所用時間は1時間程度、費用は無料です。
セミナーは当院へ通院されていない方も参加できますので、お気軽にご参加ください。(要予約)

詳しくは体外受精セミナーへ

その他のよくある質問

当院は、「東京都特定不妊治療費助成事業」の指定医療機関です。対象の要件を満たしていれば、申請することができます。申請期限がありますので、ご注意ください。
事業の主体は各自治体になりますので、事業の詳細に関するお問い合わせは、直接各自治体にお願いいたします。

詳しくはこちら

当院では駐車場を11台用意しておりますが、車種・台数に制限がありますので、可能な限り公共交通機関をご利用いただく様お願いいたします。
※車高が1.9mを超える車は駐車できませんので予めご了承ください。

当院の患者様はご自身同様にお子様が欲しいと考え、頑張っている方々です。
他の患者様にご配慮頂き、可能な限り、家族や知人に預かっていただくか、または託児所・保育所などをご利用いただくようお願い致します。

自費診療の会計に限り、クレジットカードの会計が可能です。保険診療の場合は使用できません。また、カードは精算するご本人名義のカードでないと精算できませんのでご注意下さい。カードの使用に関しては一般的な注意事項がいくつかありますので、受診後に説明パンフレットをご確認ください。

基礎体温表から、診療に必要なたくさんの情報を得ることができます。状況によっては、基礎体温表を見るだけでホルモン検査を省略できることもあります。どうしてもやむを得ない事情がない限り、必ず基礎体温を測ってください。受診の際は、基礎体温をグラフにした状態で持参し、医師に提示してください。

基礎体温の測り方

薬局などで売っている、専用の婦人体温計が必要です(通常の体温計よりも目盛りが細かく、厳密に測定できる様になっています)。毎朝、目が覚めたら、体を動かす前に体温計を舌下へ入れて、体温を測ります。これを毎朝記録してグラフにしたものが基礎体温表です。

子宮がん検診には、子宮頸がん検診(子宮の入り口に発生するがん)と子宮体がん検診(子宮の内部 奥に発生するがん)があります。どちらの検査も、顕微鏡で細胞に異常が起きているかどうかを調べる検査です。
子宮頸がん検診は、専用の器具を用いて子宮の入り口の細胞を採取します。子宮体がん検診は、医師が必要と判断した時に実施する検査で、子宮内に専用の器具を挿入して子宮の奥の細胞を採取します。
器具の挿入によってやや痛みを伴ったり、軽い出血が起きることもあります。検査の結果報告には、通常1-2週間程度かかります。
どのがんでも言えることですが、早期発見、早期治療に優る治療法はありません。
ぜひ年に1度の検診を習慣として受けていただきたいと思います。

府中市の補助による子宮がん検診

年齢により、申請なしで直接受診券が送られてくる方と申請が必要な方がいます。
制度の詳細については、府中市にお問い合わせください。
当院では火曜日と木曜日に受け付けていますが、休診の場合がありますので、必ず事前に電話にてお問い合わせをお願いいたします。
当日は、府中市から届いた受診券と本人確認が出来るもの(保険証等)をお持ちください。

希望による子宮がん検診

ご自身の希望によって検診を行う場合は一般外来(火曜日・木曜日)でお受けしています。
必ず予約をお取りになってご来院ください。
費用は自費で15,120円(内診、超音波検査、子宮頸部細胞診のセット)です。
念のため保険証もお持ち下さい。

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