幸町IVFクリニック

多血小板血漿(PRP)

多血小板血漿(platelet-rich plasma; PRP)を用いた治療

ご自身の血液から抽出した血小板を多く含む血漿(PRP)を子宮内に注入する治療です。
血小板には、細胞の増殖を促す物質や免疫にかかわる物質が多く含まれていることが知られており、それらの物質が子宮内膜を厚くしたり、子宮内環境を改善したりすることが期待されています。自己血を用いた治療なので、安全性が高く、安心して治療を受けていただけます。
当院では、子宮内膜が薄いなど、子宮内環境が良くないと考えられる方に対して、PRPを用いた治療の提案を行っています。

法律に基づいた手続き

子宮内膜に対する PRP を用いた治療は、第二種再生医療等に該当します。
当院は、再生医療等安全性確保等に関する法律に基づいて、認定再生医療等委員会の審査を経て、厚生労働省に再生医療等提供計画を提出し、2020年2月5日に受理されました。

対象となる方

特に子宮内膜が薄い方、良好胚を複数回移植したにもかかわらず着床しなかった方にお勧めしています。

方法

血液を 20ml 採取します。
専用の遠心管に血液を入れて遠心分離し、PRP を作成します(所用時間 1-2 時間)。
作成した PRP を子宮内に注入します。
PRP 注入後、30 分安静にしていただきます(希望により省略可)。
当日は、診療状況によりますが 2-3 時間かかりますので、時間に余裕を持って来院してください。

※直前の食事は控えていただき、空腹状態での採血をお勧めします。
※作成した PRP の性状が子宮内注入に適さないと判断した場合は、再度採血が必要になることがあります。

20ccの血液を採取する 採取した血液を遠心分離機にかける 調整終了 PRPを子宮腟内に注入する 30分ほど安静する

投与スケジュール

ホルモン補充による凍結融解胚移植周期で実施することをお勧めします。
月経周期の 10-11 日目(ホルモン補充の日程により前後することがあります)に 1 回目の投与、2(~3)日後に 2 回目の投与を行います。

※月経開始から PRP 投与終了まで、非ステロイド性抗炎症薬(NSAIDs)は使用しないでください。
※2 回目の投与は省略可能です。1 回の注入のみでも一定の効果が期待できます。
※日曜日には実施できません。

投与スケジュール

費用(保険適応外)

1回目の投与 165,000円(税込)
2回目の投与 55,000円(税込)
※PRP 治療後、内膜が薄いなどの理由により胚移植がキャンセルになった場合でも、返金はできません。
※融解時の胚の損壊などのため胚移植がキャンセルになった場合でも、返金はできません。
※採血後に同意を撤回された場合、同意撤回時点までにかかった費用は、ご負担いただきます。

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