排卵誘発剤について
こんにちは。 今回は、技師の佐藤が担当します。
以前の記事で、抗ミューラー管ホルモンの値によって卵巣の反応性を
予測し、適切な排卵誘発剤を選択する、というお話をしました。
今回はその排卵誘発剤に関するお話です。
排卵誘発剤とは、その名の通り「排卵を誘発する(=引き起こす)」
お薬の事です。
誘発剤のタイプは2つあり、飲み薬と注射薬に分けられます。
準備周期にてクロミッドを飲んで頂いていますが、
こちらは飲み薬の一つで脳の視床下部に働きかけるもの。
そして本番周期の方に連日頑張って頂いているお注射、
こちらは注射薬の一つで卵巣に働きかけるものとなります。
周期に入る方の多くは、ゴナドトロピン療法という
hMG(ヒト閉経ゴナドトロピン)とhCG(ヒト絨毛ゴナドトロピン)の
二種類を組み合わせる方法で卵胞を刺激・排卵誘発していきます。
連日打って頂いているフェリングやテイゾーはhMGに、
採卵前々日に打つお注射のゴナトロピンがhCGになります。
(注:ガニレストやブセレキュアは誘発剤ではありませんよ~)
排卵誘発剤に関しては、本番周期に入る前に皆様に同意書を書いて
頂いています。
この同意書の説明文にも副作用の事等詳しく記載されていますので、
こちらもご覧になってみて下さいね♪
最後に・・・
良質な卵胞育てていく為、規則正しい生活・ストレスフリーな生活・
体を冷やさない生活、バランスの良い食生活を心掛けて頂いて、
毎日のお注射頑張っていきましょう!!(^^)/
私達スタッフも、皆様が安心して治療を進めていけるよう頑張ります!!
それでは、今回はこの辺で・・・。<
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