発酵食品のすすめ
今回は技師の佐藤が担当します。
以前、体質改善にルイボスティーをおすすめしましたが、
お試しになられた方はその後いかがでしょう?
今回は発酵食品をおすすめしたいと思います。
発酵とは、微生物のもつ酵素の働きで原料が、元々持っていた成分が
分解・合成されて新たな別の成分に変化する作用をいい、
これにより人間にとって有用な食べ物として変化したのが発酵食品です。
発酵食品を作り出す微生物は多種多様で、それらが発酵する過程で
ビタミンや必須アミノ酸、クエン酸、抗生物質といった
人間に必要不可欠な物質を生成してくれます。
例えば納豆は血流の改善効果や整腸作用があり、
ヨーグルトは、整腸作用や骨粗しょう症の予防、コレステロールの抑制や
抗癌作用もあると言われています。
酵素の働きで牛乳に比べカルシウムが体内で吸収しやすい形に変化していて、
高い健康効果があるようです。
また、発酵する事で抗酸化作用が強くなります。
食品中に含まれる抗酸化物質(ビタミンC、カロチン、カテキン、フラボノイド)は
生の状態では細胞内に強く結合している為十分な働きが出来ませんが、
発酵過程等で種々の酵素が働く事により、この結合がとれて効率よく抽出され、
非常に強い抗酸化作用を持つようになると言われています。
発酵食品は昔から保存食とされていますよね。
保存がきくという事は、酸化されにくいという事。
発酵食品の多くは、抗酸化力のパワーに優れた食品と言う訳です。
世界中にはおよそ3000種類もの発酵食品があるといわれています。
納豆、味噌、醤油、鰹節、糠漬け、キムチ、ヨーグルト、
チーズ、パン、紅茶、ウーロン茶、ワイン、日本酒などなど・・・。
元の食材にはない美味しさや、有効成分を加えて栄養価を高くした発酵食品。
積極的に摂って、体を内側から健康に元気にしていきましょう!!