性器クラミジア感染症
2014.08.10
みなさん、こんにちは。
はじめまして、技師の木村です。
今回は「性器クラミジア感染症」についてお話したいと思います。
性器クラミジア感染症はSTD(性感染症)のひとつですが、
わが国で最も多いSTDで、旭川医科大学の調査では高校生の10人に1人が
感染しているというデータもあるそうです。
日常であまり話題になることはありませんが、意外と身近な疾患なんですね。
しかし、感染していても女性の半数以上が全く症状を感じないと言われており、
感染したまま放っておくと卵管炎をおこし、不妊の原因にもなることも。
当院では治療を受けられる皆様に検査をしていただいており、感染が
見つかった場合にはジスロマックSRというお薬を服用していただく場合が多いです。
こちらのお薬は1回の服用で効果が約1週間持続するため、
飲み忘れなどがないことから、高い効果が得られるとされています。
お仕事をされている方など、お昼の分をついつい飲み忘れてしまうことってありますよね。
瓶に入ったドライシロップになっていて、お水で溶かして空腹時に
服用するなど特徴のある服用方法なので、機会があった場合には薬剤師さんの
説明をよく聞いて、服用してくださいね。
それでは、暑い日が続いておりますので、
水分補給など体調管理に十分注意してお過ごしください。