幸町IVFクリニック

培養室

d-ROMsテスト& BAPテスト

2015.05.28

みなさん、こんにちは。技師の木村です。
今回は「d-ROMsテスト& BAPテスト」についてお話ししたいと思います。

「活性酸素」や「フリーラジカル」という言葉を最近目にすることがありますが、これらが大きな
注目を集めているのは、精神的なストレス、喫煙、紫外線、電磁波、放射線などといった現代的な
生活要因で活性酸素が増加している背景があるからなのです。

最近の研究では、体内の消去機能で処理しきれなくなった過剰な活性酸素が、その強い酸化作用
によって遺伝子(DNA)を傷つけ、がんや脳卒中、心臓病などの生活習慣病や様々な老化現象の
原因になることが分かってきています。

 当院で治療を受けていただく患者様にはこの過剰な活性酸素・フリーラジカルによる
酸化ストレス度を測る「d-ROMsテスト」と、酸化ストレスを打ち消す力である抗酸化力を測る
「BAPテスト」を受けていただいています。ご自身の酸化ストレス度、抗酸化力を知ることによって
今後の治療をより良いものにしていただくことができます。

実はこの酸化ストレスを打ち消す抗酸化力は、適度な運動や睡眠の改善、抗酸化食品を摂ることで
改善することが知られています。トマトなどに含まれる「リコピン」、赤ワインやブルーベリーなどに
含まれる「アントシアニン」、鮭などに含まれる「アスタキサンチン」などが有名です。
当院ではアスタキサンチンや各種ビタミンを含むオリジナルのサプリメントもお勧めしています。

私自身3度目の厄年を迎え、風邪がなかなか治らなかったり、疲れやすかったりと
不調が続いたこともあり、当院のオリジナルサプリを始めてみました。
あくまでも私個人の感想ですが、飲み始めて半年、疲れにくくなったように感じています。
飲み忘れるとなんとなく調子が良くないので、効果があるということでしょうか。
私のd-ROMs/BAP検査結果も機会があればお知らせしますね。

皆様も適度な運動、良い睡眠、良い食事でストレスに強い体を心がけましょう。

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