幸町IVFクリニック

看護師・助手

身体の冷えについて

2024.06.04

雨が降ったり、晴れたりと気候が安定しない日が続いてます。梅雨が終われば、夏がやって来ますね。

梅雨は雨で洋服が濡れて身体が冷えたり、夏は汗をかいたり、暑いからクーラーを使用したり、冷たい飲み物を飲んだりして身体が冷えたりしますよね。

皆さん、足や手・お臍の下の下腹部が冷えていませんか?

ここに冷えがある方は、身体が冷えている証拠です。

身体がほかほかしてるし、冷えを感じていない人も気づいていないだけで、意識して触ってみると「あっ、冷たい」と感じるのではないでしょうか?

私も全然気が付かず人に言われて「お腹が冷えている」と感じました。

人間は意識しないと自分の身体の変化には気づきにくいのかもしれませんね。

妊娠する為に大切な子宮や卵巣といった器官は、冷えやすい臓器と言われています。身体が冷えると、心臓などの生命活動にかかせない器官に優先的に血液が運ばれる為、子宮や卵巣に血液が届きにくくなり、さらなる冷えにつながってしまいます。

冷えは、身体全体の代謝や血行を悪くしてしまう為、子宮環境に悪循環を及ぼし、卵巣機能の低下や排卵障害の原因になります。

その為、身体を温めて血流をよくする事が、妊娠しやすい身体作りにつながります。

 

<身体を温める方法>

①身体を温める食べ物を摂取する

表面的な温度が高い食べ物を食べるのではなく、身体を温める物を摂取するのがおすすめです。

代表的なものとしては、大根や人参などの根菜類や魚、生姜・ニンニク・唐辛子といった香辛料などが挙げられます。

また、飲み物も出来る限り冷たいものは避けて、常温かホットのものを飲んでみましょう。

②運動をする

運動も身体を温めるのに有効な方法です。運動すると血流が促進され、さらに筋肉もついてきます。筋肉量が増えると熱エネルギーを生み出す力が強くなり、体温が上昇します。基礎代謝も上がるため、基礎体温を上げるのに有効な方法です。

③入浴をする

湯舟に入るのも、身体全体を温めるのに有効です。足湯でも効果はあります。

ぬるめのお湯に10分以上入浴し、じんわり汗がにじむ程度がおすすめです。

④身体の外側から温める

下半身を温める事を意識しましょう。お腹・腰・お尻が冷えている人は、腹巻き等で、足が冷えている人は、靴下やレッグウォーマー等で下半身全体を温めましょう。

 

色々、お話しましたが、ご自分に合った方法で身体を温めてみてはいかがですか。

 

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