幸町IVFクリニック

看護師・助手

当院の注射について

2012.08.11

夏、真っ只中ですね!!!
暑い日が毎日続いておりますが、皆さん夏バテはしてませんか?
夏休みで、旅行などに出かける方も多いと思いますo(^-^)o
私自身も、夏休み中温泉に行ってきました。非日常を体験すると、
人間は疲れやストレスが軽減できると言いますが、本当ですね☆
身体も心も疲れてしまったときは、家で寝ているより、
思い切って出かけてしまった方が疲れがとれるかもしれませんよ(^o^)/

 

さて、さて…。

今回は看護師が担当ということで注射について書こうと思います。

 

当院でやってる注射のほとんどは、筋肉注射、皮下注射です。
筋肉注射は、看護師がやりますが、皮下注射は自己注射が可能です。
遠方や仕事などの都合で通院が困難な場合は、自己注射可能な薬剤もありますので、
医師にご相談下さい。

そして、当院は採卵の前々日に打つ夜注射(HCG)も皮下注射が可能で、
自己注射している方がほとんどです。最初は不安な方もいらっしゃいますが、
看護師がしっかりと丁寧に指導いたしますので、ほとんどの方が失敗なく実施できています。

 

筋肉注射は、腕(三角筋)、お尻(中殿筋)に。皮下注射は、お腹(下腹部)に打ちます。

よく筋肉注射する際、看護師が「肩とお尻どっちに打ちます?」と聞かれと思いますが、
えっ!お尻?と思う方多いと思います。
お尻と言われると、お尻の真ん中に打つのかと思いませんか?
しかし、お尻といえど、打つ部位は腰の下あたりの中殿筋という部位に打ちます。
そのため、全部ズボンをずらさないといけないなんて事はなく、
少しウエスト部分を下げるだけで、注射可能です。

 

同じ部位にばかり注射すると、硬くなったり、痛みが強くなったりする事がありますので、
お尻にも挑戦していただき、できるだけ、毎回場所を変えて注射される事をおすすめしています。

 

筋肉注射は体に力が入っていると、痛みが強くなる傾向にあるようなので、
皆さん注射の際は、できるだけ肩の力をぬいてみて下さい。

また筋肉注射後、看護師がよく揉んでいると思いますが、あれは筋肉が硬くなるのを防いだり、
痛みを和らげるためにマッサージをしていますo(^-^)o

ただ、皮下注射や採血のあとは揉まないので、注意して下さいね!!!

 

まれに、注射のリスクとして針が神経に触れ、激痛やしびれ等引き起こす場合もあります。
その場合には、いつもとは違ったとんでもない激痛やしびれがあるのが特徴です。
そんなときは、我慢せず、看護師に伝えて下さい。


注射①
 

 

毎日、注射をしていて思うことは不妊治療している患者様は、我慢強い(痛みに強い?)
方がほんとに多いな~と感じています。
毎日注射や診察に通ってくるだけでも、精神的にも、肉体的にも辛いはずなのに、
笑顔で挨拶していただいたり、逆にお礼まで言っていただいたりと、本当に頭が下がる思いです。

暑い日が続き、夏バテが心配ですが、水分、塩分しっかりとりながら
夏を頑張って乗り越えましょうね (^o^)/

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