幸町IVFクリニック

看護師・助手

高プロラクチン血症

2012.10.25

今回は高プロラクチン血症についてお話します(^▽^)/

 

 プロラクチンは脳の下垂体から分泌されるホルモンで

別名「乳汁分泌ホルモン」と呼ばれ、妊娠後期から授乳期に
分泌量が高くなり
乳腺の発達を促進し乳汁を分泌させる働きをします。

 

授乳期間中でもないのにプロラクチンの値が高くなり、

月経不順や排卵障害が起きることを高プロラクチン血症といいます。

また普段は正常なのにときどき特に夜間に高くなる場合を

潜在性高プロラクチン血症と呼びます。

 

プロラクチンが極めて高値を示す場合は

脳下垂体に腫瘍が存在していることがあります。

この場合はCTMRIなどで画像診断が必要になります。

 

高プロラクチン血症の治療として脳下垂体から出される

プロラクチンの分泌を抑える薬を使用します。

当院では『テルグリド』が処方されます。

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副作用として吐き気、嘔吐、便秘、食欲不振、眠気などの
症状が起きることがあります。

 

テルグリドを内服中に副作用の症状を感じ、

不安に思うときは我慢せず早めに声をかけてください(^^)**


 

 

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