幸町IVFクリニック

看護師・助手

受動喫煙

2016.12.08

こんにちは!

今回は受動喫煙についてお話します。

皆さんもご存知だと思いますが、受動喫煙とは
喫煙しない人が他人のタバコの煙を吸わされることです。

タバコの煙には喫煙者が体内に吸い込む煙(主流煙)と、
火の点いたタバコから大気中に出る煙(副流煙)があり、主流煙よりも
副流煙の方により多くの有害成分が含まれていることがわかっています。

受動喫煙によって呼吸機能の低下や肺がん、脳卒中などを発症する危険性が
高くなったり、妊婦さんが受動喫煙にさらされると流産や早産の危険性が
高くなることや新生児の低体重化がおこることがよく知られています。

当院でも患者様が受診された時にご本人やご主人の喫煙について
確認させていただく事がありますが、喫煙により下記の影響などがあるためです。

・卵子を減少させる

・卵子の質を低下させる

・精子数や運動率を低下させる。

・着床環境を悪化させる。

 

私自身が体験した話ですが、私が手術を受けた時に術前に麻酔科のDrの診察があり、
私のレントゲンの結果をみて「タバコ吸ってるよね?」とおもむろに聞かれました。

私は生まれてこのかた一度もタバコを口にした事がなかったので、「吸ってません。」
とハッキリ答えました。
すかさずDrが「じゃあ前まで結構吸っていたんだね。」と断定的に言われたので、
ちょっとムッとしながら(笑)「一度も吸った事はありません。」と答えたのと同時に
副流煙の事が頭に浮かび、「ただ父親が超ヘビースモーカーで、主人も換気扇の下で
ずっと吸っていました。」と伝えました。

Drから「じゃあ副流煙だね。こんなに影響がでてるよ!
タバコ吸ってる人の肺になっちゃってるね。」
と言われ、まさか自分の体がそんな状態になっているとは信じられなかったのと
副流煙の恐ろしさを身を持って知りました。

当クリニックに通われている方はもちろん、周りの方にも
副流煙の恐ろしさを知っていただき、協力していただけたらと思います。

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