幸町IVFクリニック

看護師・助手

ビタミンD

2017.09.21

こんにちは。
最近は気温が急にさがって涼しい日が続いたり、また暑さがぶり返したりと
体調を崩しやすい時期ですね。
バランスの良い食事、適度な運動、充分な休息(なかなか難しいですが・・・)
で体調を整えて乗り切りましょう!

 

さて、今回はビタミンDについてお話をしたいと思います。

当院では準備周期の3回目来院時にビタミンDについてご説明しています。

ビタミンDというと骨の形成と成長を促す働きがあることが
まず頭に浮かぶ方が多いと思いますが、その他にも免疫にも関連している
といわれており、花粉症などのアレルギー症状の改善や予防にも
効果が期待されています。また、最近の研究では抗菌ペプチドを増やし
インフルエンザの発症率が半分近くに下がったという報告もあります。

生殖医療においては主に受精卵の着床を制御していることが報告されています。
また、卵巣機能や流産と関連していることもわかりつつあります。

 

では、どのように増やしたり維持していくかというと

① 日光最近は紫外線による皮膚がんや肌老化予防のため外出時に
日焼け止めや日傘などでしっかりガードしている方が多いため
ビタミン
Dが低下している女性が増えているといわれています。

もちろん紫外線の浴びすぎはよくありませんが、15分程度
日焼け止めを塗らず腕や足に紫外線を浴びることでかなりの
ビタミン
Dが生成されるそうです。
どうしても焼けたくないという方は、手のひらを太陽に向けるだけでも
少量のビタミン
Dが生成されるといわれています。 

② 食物Dは魚類に多く、鮭やぶりなら1切れ、いわしの丸干しなら
1尾で1日の摂取目安量が十分まかなえるようです。
その他にもうなぎ、さんま、
干ししいたけなどに多く含まれています。

 

日光は紫外線の影響が心配とか食べ物で毎日ビタミンDをとるのは難しい
といわれる方はサプリメントが手軽でよいかと思います。

1,000単位/日 毎日摂取してください。
当院でもヘルシーパス社のビタミンD(
60日分1,620円税込)を準備しております。

ビタミンDは脂溶性のため食後に摂取すると効果的です。

 

これを読んで、ビタミンDの重要性を理解していただき、
治療への効果が少しでも上がることを期待しています。

 

 

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