幸町IVFクリニック

看護師・助手

自己注射のお薬が替わりました

2018.06.14

こんにちは。看護師の増田です。
先日出勤途中に、木々の間を飛び回るオナガを見かけました。
頭頂部が帽子みたいに黒くて、体は白とグレー。水色の長い尾羽が鮮やかでした。
当院がある多摩地域は緑豊かなので、野鳥も元気に暮らしているようです。

 

さて本題です。自己注射の対象となる薬剤には、以下の3種類があります。

 ①排卵誘発剤。卵を育てる注射
   ②育てた卵が採卵の前に自然排卵しないように、排卵を抑制する注射
   ③採卵の前に最終的に卵胞を成熟させるための注射

今回は①の「フォリスチム」についてお話します。
フォリスチムは、今年春頃から日本での販売が中止になりました。
そのため、①の目的で使う自己注射は、フォリスチムに替えて、同じ種類の
「ゴナールエフ」という注射薬に変更になっています。②と③は変更ありません。

 

ゴナールエフは、フォリスチムと同じように、ゴム栓のついた小さいガラス瓶に
入っています。ただ、固形で乾燥した状態で瓶に入っているので、注射する直前に
専用の注射用水で溶かしていただく必要があります。
操作方法で違うのはその点だけです。
薬瓶から注射器への吸い取り方や、お腹に注射するやり方は、フォリスチムと変わりません。

 

これまでフォリスチムを自己注射なさっていた方には、ゴナールエフを
お持ち帰りになる時に看護師がゴナールエフ注射のポイントを
指導させていただいております。

 

初めて注射なさる方には、十分な時間をとっての指導を行っております。

 

ゴナールエフはじめ自己注射について気になることがあれば、
医師または看護師に気軽にお声がけください。

 

 

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