幸町IVFクリニック

看護師・助手

治療中にできる体を冷やさないちょっとした工夫

2026.03.03

不妊治療中は、検査や通院、仕事の両立など身体だけでなく気持ちも忙しくなりがちです。

 

そんな中で「温活」という言葉を耳にすることもあるかと思います。温活というと特別なことを想像されるかもしれませんが、今回は「体を冷やさないよう、日常生活で少し意識すること」ぐらいの意味で考えていだたければ大丈夫です。

 

例えば、

・首お腹足首を冷やさない

マフラーや腹巻き、レッグウォーマーなど取り入れやすいものからで十分です

これからの季節朝晩の寒暖差も出てきます。来院された時とご帰宅される時の気温が違ったり、待ち時間の空調などで身体が冷えることもあるので薄手のストールをバックに入れておくのもおすすめです。

 

・飲みものを少し意識する

冷たい飲み物を控え、常温や温かいものを選ぶだけでもOKです

 

・シャワーだけの日が続かないようにする

 忙しい日は無理をせず余裕のある日に湯船に浸かる

 ※温度は38℃から40℃程度の少しぬるめと感じる温度でゆっくり浸かるのがおすすめです。

 

・身体を動かす

 体の中で熱を作るのは主に筋肉と言われています。そのため、日常生活の中で無理のない範囲で身体を動かすことも一つの方法です。

 運動するというと、「ジムに行く」など一気にハードルが上がり継続しにくくなります。今日はエスカレーター使わず階段を利用する、椅子に座る時間を減らす・・・でもOK! もし継続できるなら個人的にはラジオ体操がおすすめです。

 

温活が直接妊娠の結果を左右するものではありません。またできない日があっても治療に影響するわけではありません。

 

ただ、身体を温めることでリラックスにつながり、身体が楽に感じる方もいます。

 

生理痛でお腹が痛い時お腹を温めたり、寒い日に温かいものを口にした時など「なんとなく体が楽」「ホッとする」などの経験をされたこともあると思います。

 

また温活には身体を温めること自体よりも「自分の身体を労る時間を持つ」という意味合いもあるようです。

 

忙しい治療生活の中で、少し立ち止まって体調を意識するきっかけになれば、と思っています。気になることがあればいつでもスタッフにご相談ください。

 

特にこれからの季節の変わり目の時期は身体が疲れやすくなっていますので気をつけてお過ごしくださいね。

監修医師紹介

院長 雀部 豊

幸町IVFクリニック 院長 雀部 豊

医学博士、産婦人科専門医、生殖医療専門医、臨床遺伝専門医
1989年東邦大学医学部卒業、1993年同大学院修了。
大学院時代は、生殖医学専門の教授に師事し、胚の着床前診断(現在の着床前遺伝学的検査PGT)の研究を行う。以降、生殖医学を専門に診療・研究を従事。2011年、東京都府中市に幸町IVFクリニックを開設、同クリニック院長。一般不妊治療から生殖補助医療、着床前遺伝学的検査(PGT-A/SR)まで幅広く診療を行っている。

※本記事の医師監修に関して、学術部分のみの監修となり、医師が具体的な施術や商品等を推奨しているものではございません。

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