幸町IVFクリニック

培養室

市民公開講座

2013.09.19

こんにちは、培養室の湯原です。

2020年のオリンピック、東京に決まりましたね。

まさか決まるわけないでしょ~と無関心でしたが、

いざ決まると嬉しいものですね。

いつもスポーツを見ないにも関わらず、せっかく東京に来るのなら

何か観戦したいなあとミーハー心が疼いてしまいます(*^^)v

7年後というとかなり先に感じますが、

今から7年前は2006年かぁ・・なんて思うと

ついこの間のような気がするので、2020年もあっという間に来てしまうのでしょうね・・・

 

さて、先週の14日(土)、当院は午後に休診を頂きました。

その日は院長がルミエール府中で開催された日本繁殖生物学会の

市民公開講座で講演を行い、スタッフも出席しました。

院長の他には動物繁殖学で最先端の研究を行っている

先生方の講演もありました。

動物繁殖学は主に人が食べる牛や豚など家畜動物の生産性の向上や、

さまざまな動物種の保存のために重要となっています。

しかし、それだけではなく、人の不妊治療の技術を向上させるためにも重要です。

臨床に技術を応用させるためには、まず動物を用いて研究する必要があります。

動物繁殖学の研究者と臨床の現場とが、うまく連携を取りながら

研究を進めていくことが必要だと改めて感じる機会となりました。

また、私は大学時代、ブタの体外受精を研究していて、

動物繁殖学について学んでいたので、ブタに囲まれたアツイ日々を思い出し、

少し懐かしくもなる日ともなりました(>o<)

 

私の所属していた研究室ではブタを数十頭ほど飼育していて、

その管理も行っていました。

採血、体重測定を定期的に行い、時には採卵もしていました。

採卵が決定したら、卵巣を育てるためのホルモンの注射を打つ仕事も行っていました。

夜遅くに豚舎に向かい、卵を多く育てる注射を打ち、その48時間後、

“font-size: 10pt; font-family: ‘MS ゴシック’; mso-bidi-font-size: 11.0pt”>また夜遅くに今度は排卵を誘発する注射を打っていました。

この夜の豚舎・・・ゴキブリのパラダイスなんですよ(>_<)

電気をつけた途端、数十の黒い塊が一気にうごめいて姿を消したこと、

忘れられません・・・!!

学生時代は鳴き声やにおい、エグイ物体などに耐性がありましたが、

今はクリーンな培養室で、清潔に平和に過ごしている日々なので、

一瞬懐かしく感じた前の生活のアツイ日々にはとてもとても戻れそうもありません(;o;)

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