幸町IVFクリニック

院長

食事も大切です

2023.06.22

幸町IVFクリニック院長の雀部です。

医学は絶えず発展しています。生殖医学の分野でも新しい知見が続々と発表され、疾患や治療に対する考え方は常に変化しています。このブログでは、妊娠を希望されているご夫婦向けに、新しく発表された知見のポイントをQ&A形式で簡潔に紹介していきます。

今回は食事と流産リスクの話です。

Q 日々の食事と流産リスクは関係あるのか?

A 関係あります。フルーツ、野菜、魚介類、乳製品、卵、穀物に富んだ食事は、流産リスクを下げる可能性があります。

一般に健康的または抗酸化力が強いと言われている食品グループを積極的に摂り、加工食品(加工肉など)の摂取は避けた方が流産リスクを下げるようです。

 

根拠となる論文は、

Chung, Y., et al. (2023). “The association between dietary patterns and risk of miscarriage: a systematic review and meta-analysis.” Fertil Steril.

 

論文のエビデンスレベルは、

メタ解析のため、エビデンスレベルは高いです。

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