幸町IVFクリニック

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1個胚移植がやっぱり安全

院長
2018.09.27

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 Vanishing twinというのを、ご存じですか?「消える双子」という意味ですが、妊娠12週以前の妊娠初期に生じた双胎1児死亡をvanishing twinといいます。文字通り、...

着床率向上の秘策?ー子宮内膜スクラッチ法ー

院長
2018.09.13

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 子宮内膜を傷つけて着床率を上げる子宮内膜スクラッチ法というのをご存知ですか?子宮内膜を傷つけるとなぜ着床率が上がるのか不思議ですよね。着床率が上がる機序はまだはっきりとは解明されてい...

体外受精児の学業成績

院長
2018.09.06

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 体外受精児と自然妊娠児の学業成績を比較した論文を紹介します。8月に発表されたばかりの論文です。 Norrman, E., et al. (2018). “School p...

培養液のメーカーが9歳時の発育に影響

院長
2018.08.30

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 私が体外受精の診療に携わるようになった1990年ごろ、体外受精に用いる培養液は、自分たちで成分から作成していました。今はそんな手間の掛かることをしなくても、良質な培養液がいくつものメ...

男も妊活下着で勝負!

院長
2018.08.23

幸町IVFクリニック 院長 雀部です。 今回は、男性の下着のタイプと妊娠力の関連についてです。 以前より、ボクサータイプの下着の方が精巣の温度が下がるので、精子形成に有利と言われてきました。それを実際に検証した論文を紹介...

内膜症性囊胞の手術は慎重に

院長
2018.08.16

幸町IVFクリニック 院長 雀部です。 前回の記事にて、卵巣に内膜症性囊胞があると卵巣予備能が低下するという話をしました。だったら、手術して卵巣内膜症性囊胞を取っちゃおうと考えている方いらっしゃいませんか? ちょっと待っ...

卵巣に内膜症がある方は早めの妊活を!

院長
2018.07.26

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今回は、卵巣内膜症性囊胞と卵巣予備能の関係についてです。 早速、7月に発表されたばかりの論文を紹介します。卵巣に内膜症性囊胞があると指摘されている女性とっては、かなり衝撃的な内容です...

38歳未満の低反応卵巣

院長
2018.07.19

幸町IVFクリニック 院長 雀部です。 またまた低反応卵巣の話です。 同じ低反応卵巣でも、年齢が若い方と年齢が高い方では、卵子の質が異なってきます。低反応卵巣というのは、卵子の数(量)の問題で、卵子の質は別の問題です。卵...

低反応卵巣症例の生児獲得率

院長
2018.07.12

幸町IVFクリニック 院長 雀部です。 今回も低反応卵巣の話です。低反応卵巣の定義については、前回の記事を参照してください。 この低反応卵巣の定義に当てはまる方が最も気になるのが、妊娠の見込み、治療の見通しだと思います。...

低反応卵巣の卵巣刺激法

院長
2018.06.28

幸町IVFクリニック 院長 雀部です。 今回は、低反応卵巣と診断された女性に対する卵巣刺激法の話です。 低反応卵巣の定義として有名なのが、Bolognaクライテリアです。正確を期すために原文も載せておきます。 At le...

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