幸町IVFクリニック

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体外受精で卵巣癌が増える?

院長
2019.10.17

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今回は、不妊治療と卵巣癌の関係についてです。 不妊治療と卵巣癌、一見なんの関係もなさそうですが、実は不妊治療(特に体外受精など生殖補助医療)を受けている女性に卵巣癌が多いのではないか...

排卵誘発剤を使うと染色体異常胚が増える?

院長
2019.10.10

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今回は、排卵誘発剤の安全性についてです。 「排卵誘発剤を使うと卵子がたくさん取れるけど、染色体異常胚の割合も増えるのではないか」ということが以前より言われていました。以前は、これを検...

採卵周期と凍結胚移植周期の間隔

院長
2019.10.03

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今回は、採卵周期と凍結胚移植周期の間隔の話です。 採卵を行った後、卵巣過剰刺激症候群(OHSS)発症回避のため、または内膜が薄いなどの理由により、胚移植がキャンセルになり全胚凍結にな...

第2子治療開始はあわてないで!

院長
2019.09.26

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今回は、第1子分娩~第2子治療再開までの間隔の話です。 第1子妊娠後、当院から産科の病院へ転院する際、「第2子の治療はいつ頃から始められますか?」という質問を受けることがあります。私...

胚盤胞は栄養外胚葉の質が重要

院長
2019.09.19

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今回は、胚盤胞の評価の話です。 胚盤胞は、内細胞塊(将来胎児になる部分)と栄養外胚葉(将来胎盤になる部分)によって構成されています。この胚盤胞を評価する方法として、有名なのがガードナ...

適応の無い顕微授精は過剰医療!

院長
2019.09.12

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今回は、顕微授精の話題です。 適応の無い顕微授精が、患者さんにとって利益があるのかどうかを検証した研究を紹介します。今年8月に発表されたばかりの論文です。 Drakopoulos, ...

発育スピードが速い胚

院長
2019.09.05

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今回は、胚の分割速度と正常性の話です。 一般に、体外で胚を培養すると、体内での胚発育と比較して発育速度が遅くなるといわれています。しかし最近は、培養液の改良が進み全体的に胚の発育速度...

胚盤胞移植の安全性

院長
2019.08.22

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今回は、胚盤胞移植の安全性についてです。 妊娠率を上げるためは、良好胚を選んで移植する必要があります。そして、現時点で良好胚を選別する方法として最も有効なのは、胚盤胞移植です。 近年...

内膜が薄いと出生時体重が低下

院長
2019.08.15

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今日は、子宮内膜の厚さの話です。 以前より、子宮内膜の厚みと妊娠率には関連があり、子宮内膜が薄いと妊娠率が低くなると言われています。そのため、毎周期、超音波で測った内膜の厚さに一喜一...

体外受精は悪者ではなかった!

院長
2019.07.25

幸町IVFクリニック院長 雀部です。 今日は、生殖補助医療と周産期(妊娠22週~出生後7日未満)リスクの話です。 「体外受精児は、周産期リスクが高い」というデータがいろんなところで発表されています。それに伴い、体外受精を...

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